2012年2月22日水曜日

オープンクラック

 岩盤の調査をしていると、オープンクラックが問題になることがある。川に水を溜める施設の調査をしていた。サイトの河岸が出尾根状の地形をしていた。何だか心配であったので、ボーリングと試掘坑道を掘った。岩盤がぱっくり開いたオープンクラックが出てきた。このオープンクラックがどうして出来て、どこまで続くか調べないといけない。
 そうしないと、水が漏れて水がたまらない。たまったものではない。
 クラックにバスクリン入れて、どこに出るかいろいろと見て回った。そうすると大体斜面の出尾根の範囲に収まった。つまり、出尾根部は重力で斜面に沿ってずって岩盤にオープンクラックが入っていることがわかった。
理由がわかれば、対策は出来る。ひとまず、一件落着である。

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