2012年3月26日月曜日

治山事業

流域の総合治山の調査を行い,先に述べた研究成果を取り入れて,山地荒廃状況に合わせた治山計画を立案した。いずれの地域も根系層崩壊を発生させる地盤特性があり,これらの地盤に適した実務的な治山施設の配置や森林整備の方法について技術的な検討を行った。
 森林整備には長期的な視野に立った検討が必要である。今後,森林植生と人工構造物についてその適用性を考慮し,総合的な減災・防災計画を検討していくべきであろう

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