2011年12月11日日曜日

岩手宮城内陸地震

 20086月に岩手宮城内陸地震が発生した。ここでは、大規模な地すべりや崩壊・土石流が起こり、多くの人が被災した。また、地震断層が出現し、田や宅地に変位を引き起こした。山間地の地震として多くの教訓を残した。
 2011年の東北地方太平洋沖地震の際もこの付近での震度が最も大きく、ゆれやすい地盤構成の地域である。特に、火山性堆積物での大規模地すべりが象徴的であった。その後、現地は何度か訪れたが、雪解け時期の栗駒山の景観はすばらしいものがある。自然の脅威と豊かさを同時に見たように感じた。

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