2011年12月23日金曜日

庄原土砂災害

  20107月に庄原土砂災害がおこった。相当量の雨がやはり局地的にふった。遠くで見ていた人が、その地域が雨雲に覆われその下が白く曇ったままであったといっていた。亡くなられた方は1名であった。やはり谷の出口の家屋である。山全体に表層崩壊が認められ、それを引き金に土石流が走っていた。地質的には興味ある崩壊形態をとっていて、少し検討してみたい。ただ、地域全体は土砂に覆われる格好になっており、高齢化の進む集落の再建は容易ではない。これを機に土地を離れる人もいるかもしれない。
 災害に強い町づくりも若い人材がいないと難しいのかも知れない。

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