最近、クマの出そうな山の地質踏査を行った。沢を歩いていると、澄み切った川底を魚影が走る。これは岩魚だなと思い、ゆっくり追いかけ岩陰に入ったところを確認した。ゆっくり踏査道具を下ろして、岩陰に両手を押し込んだ、魚の感触が手に伝わる。ぎゅっと握りしめて捕まえることができた。大きさはなんと20cmのまあ大物である。その日は踏査が続くので、すぐに写真を撮影し、リリースしてやった。水の中に離した岩魚は、さっと逃げるかと思ったが、一度こちらに寄って来て、ありがとうと挨拶をし、川中の落ち葉の中に入っていった。
さて、10分間の休憩であった。地質踏査を再開するが、岩魚を捕まえる際に長靴に入った水は如何しよう。一日寒い中の踏査が続く。
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