2011年10月23日日曜日

建設部門をとる

  応用理学部門の技術士として、いろいろ業務に携わってきた。その中で、周辺技術への関心や必要性を感じていた。建設工事では、周辺の生活環境にいろいろな影響を与えることが多い環境地質学の技術はこれらを解決するのに本当に役立つ。たとえば、建設現場周辺の地盤が沈下した際、その理由を地盤の地質構造で解決した。さらに、臨海部の工場の地盤が隆起した際、その原因を地盤内の特殊な鉱物にあることを突き止め解決した。トンネルや地盤を掘削すると周辺の地下水が低下することも多い。そうすると近くの井戸が涸れることになる。建設事業に係わるいろいろな相談事が寄せられる。これらの経験をまとめ、技術士の建設部門(建設環境)の技術士を受験した。
 応用理学の受験経験が生かされたのか、合格することが出来た。これで、建設部門の本格的な相談にものれるようになった。自分の得意分野が広がり、少し満足である。

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