2011年10月28日金曜日

地盤の履歴書

  最近、宅地地盤の相談を受けることが増えてきた。特に、東日本大震災後には、液状化や谷埋め盛土という言葉が注目を浴び、かつての火砕流や土石流のように、一般用語になりつつある。地盤という言葉もキーワードとなってきた。うれしいようなつらいような複雑な気持ちである。今年の台風の被害では深層崩壊や天然ダムがキーワードとして追加された。
 このような自然災害から身を守るには、自分がいる地盤がかつてどうであったを知ることが重要で、旧版地形図を使った地盤の履歴書を作ったり、わかりやすく解説する必要性を感じている。

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