森林の勉強と平行して学位論文を書くことにした。苦労もあったが、2年で工学博士が取れた。これも今まで論文を発表し続けてきた甲斐があったからだろう。いろいろな人に助けられたが、まず女房にも感謝である。植生と斜面安定の論文である。たぶんこんなことをしているのは日本でも珍しい。しかも、環境と防災が共生できる前衛的な論文だと思っている。
この論文から、多くの発展できる課題が見える。鉄根打設工法などに発展したものもある。まだまだ面白い分野やアイデアは多い。技術士とは違った角度から技術を見るには学位もよいのではないかと思う。
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