2011年11月30日水曜日

山の道

  自然災害時には、山の道が大切である。中越地震の際、災害調査中に地元の方にあった際、川沿いの主要な道路の大半は崩壊や冠水で通行不能となり、みんな歩いて昔からある山の道を利用していた。明治の十津川災害でもそのようなことが記載されている。
 今年の紀伊半島の豪雨災害で、十津川村長さんの意見では、主要道路の山道のトンネルは村内で一番安全な避難地になったということである。また、東日本大震災のような津波にも山の道は強い。
 土砂災害の多い我が国では、山の道を残さないといけないと思う。

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