2011年11月21日月曜日

有珠山噴火

 20003月末に有珠山噴火が噴火した。年度末で、みんな忙しい。コンサル仲間や大学・国の研究者、ゼネコンの技術者に声をかけ、4人が集まったので翌日には現地に飛んだ。何が起こっているのか、どこまで入ったら危険か。有力な情報がない。現地の関係機関や対策本部に向かい。情報を集めた。対策本部には、よく知った火山学者が詰めていて多くの情報をくれた。可能な範囲の現地調査を実施した。
 このとき、災害地にはいってしまうと、情報は錯そうし、なかなか情報が集まらないことも感じた。ネットによる情報がこの災害を契機に大きく進化したように思う。災害地の真っ只中にいるより、ネットをみている遠隔の住民のほうが情報量が多いのである。正確で有用な情報かは別にして、そのような状況は、近年益々顕著になってきているように思う。火山噴火災害は、他の自然災害に比べ、どのように展開するか、いつ収束するか予想することは難しい。噴火調査も何度の現地に行くことになった。また、調査時に火山灰が降ってきたこともあった。危険の多い調査になることを肝に命じないといけない。

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