最近、雨の降り方が偏ってきたといわれている。いわゆるゲリラ豪雨もその1つだ。台風12号でも記録的な雨が降って近畿・四国・中国地方で大きな災害となっている。特に、長期間雨が降ると最近注目されている深層崩壊がおこる。深層崩壊は地震でもおこるが、長雨も警戒しないといけない。それに対して、表層崩壊は短期間の集中豪雨でよく起こる。
雨による災害を思うと、心が痛む。その反面、渇水の被害も深刻である。平成6年など多くの被害が出た。恵みの雨も必要である。最近の雨の降り方が両極端によく振れるようになったように感じられて仕方がない。ほどほどに降るか、降った雨をうまく貯める良い方法がないものか、地下ダムの研究もしたが、なかなか難しかった。
自然とうまく付き合う方法をいつも考えている。
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